小林耳鼻咽喉科医院 | 日記 | 臨死体験

俳優の萩原流行さんが交通事故でお亡くなりになりました。
鬱病をわずらっていらして、
事故の当日は落ち込んだ気持ちのまま
バイクを運転されていたかもしれません。

死ぬ直前の意識はいったいどうなっているのでしょうか？

立花隆氏の臨死体験という本を見ると、
生死の境をさまよった方は例外なく
自分の身体をからだの外から客観的に見た後で、
しばらくは長い道を通った後、
とても綺麗な風景と、天国に続く光の道を見ていて
すばらしい世界に導かれる感覚を覚えたと言います。

その途中で家族の呼び声で道を引き返すと、
気がついた時には病室に戻っていたという事です。

局所麻酔をかけて脳のある部位を電気刺激すると、
とても綺麗な風景と光の道を見るという反応が確認されています。

人間の脳には、死の間際に反応する領域が存在しているようです。

自分がどんな人生を送り、どんな最後となるにしても、
死後にまた魂は続いていくのだと思います。